Aruyo

戦闘機乗りの資質

徹夜作業をしながら、GYAOでエリア88を視聴。 原作の面影は薄いけど、これはなかなかいいかも。 なんとなくだし気のせいだとは思うけど、鳴海章の小説に近いものがあるような気もする。

CGのコンバットシーンも頑張ってるほうかも。 頭文字Dがあまりにもショボすぎたので期待していなかったせいか ( モンキーターンはまた別として ) 、いい意味で予想外。

でまあ、ハチロクつながりでいきたいところだけど今回はあえてヒコーキつながりで、タカツカさんちょっと前に書いていたエースコンバット4な日記を思い出したり。 アレを読んだ時、久しぶりにやりたくなったっけ。 いや、着艦へたくそだけどサ...くじらさん家でやった時は散々だったし。

でまあ、悶々としながら戦闘機な話を見てたら、海軍のF/A-18ホーネット(4100万ドル)が空軍の最新鋭機F-22ラプター(9900万ドル)とのACM(空中格闘戦訓練)で勝ったというお話が。 限定条件だと思うけど嫌いじゃ無い、こういうの。 F-22って航空自衛隊にF-4EJの更新で導入が検討中だったような。

ちなみにF-15は2800万ドルだけど、国内でライセンス生産しているので120億円。 果たしてラプターはいくらになるのかな。 値段の問題ではないけどここは敢て (笑

イマドキの戦闘機、レーダーとミサイルのおかげで200km以上離れた複数の敵を同時に攻撃できるとはいえ、敵機はマッハに近い亜音速でミサイルはマッハ3以上。仮にお互いに向き合っていたら直撃できるかというと至極困難な気がする ( ゲームじゃよく当るけど ) 。 この相対時速約4,000kmのすれ違いを100分の1にスケールダウンすると、2km先のCDに時速40kmで飛ぶ鉛筆で刺す、という感じかな ?

... 当んねえよ !(笑

通常レーダーは正面にしかないので、真正面からだとすぐに気づかれて回避運動 ( 相対速度だからこちらからみるとブラブラぶらさがって揺れてる的と思えば良いのかな ? ) されちゃうわな ... 。

というわけで、いくらレーダーやミサイルが発達しても、基本は相手より先に優位なポジション ( 6時の方向 = 背後 ) を取って、不意打ちを食らわせるという鉄則は昔から変わらず、なんだかんだ言ってより遠くを見渡す「視力」も大事なんだとかいう話が書かれてた。

エースと呼ばれる人はきっと化け物。

映画「紅の豚」でも空中格闘戦やってだけど、現代でもアレと変わらず腕力の限界を超えながら操縦桿を倒し ( 今はジョイスティック同様に電子制御だから倒せば確実に姿勢制御してくれるけど、Gに揉まれて腕が言う事きかないという点では同じだそうで ) 、ひたすら後ろを取り合うという自動車レースのオーバーテイクにも似た駆け引きを体力と燃料の許す限り行うスタイル。

レシプロ時代の撃墜王は連邦の白い悪魔級か。

耐圧スーツがあっても偏向ノズルでぐいぐい曲がってくれるから、体を容赦なく痛めつけるGは相当なもの。血流不足に加えて思考時間の余裕もないので、逃げる側は本能で避け追う側は本能でそれを読み、相手が力つきるか諦めるまで徹底的に追いつめ、チェックメイトとなったところで初めてトリガーを引く、と。

キッツイワー。

性能が上がった現代はより多く積めるとはいえ、ゲームやアニメと違ってミサイルは数発だし。機銃も搭載弾数は600~900発だから10秒かそこらで撃ち尽くすし。 HUDのガンレティクルは自機の動きを計算にいれてるから実際の偏向に遅れて追従するんで、まあちょこまか動く相手の動きを読みながら0.5秒程度の射撃。予測して撃ってるみたいだけど、訓練されてると「見える」ってのはニュータイプのアレなの ?

でまあ、トリガーちょっと引くだけで当ればジ・エンド。

記事の話に戻すと、この写真 ( HUDの録画かなあ ? ) でみるとぴったり狙いはあってるけど、敵機の姿勢がずいぶんとアチラむいてるような。ひょっとして、旋回しながら向かってくる敵にあわせて撃ち込んでたら、その射線に相手が飛び込んで来た感じ ? 運動をしっかり想像しないとカメラ目線だけじゃ難しいね。

いずれにしてもパイロットってなんだか超人的。 いくら高額で格闘能力の高い機体でも、空中格闘戦に持ち込んだら結局は中の人の能力が最後にはものを言うって気がしてきた。VFA-11「Red Rippers」のパイロットもお手柄というか、海軍としては空軍に対してちょっと鼻が高そうだなあ。

あれ、エリア88のはずがずいぶん横道にそれたよ。
いいや、仮眠して仕事に向かお (´ω`)

追記

ここまでmixi日記からの転記だけど。友達にF-117の女性パイロットが居るGAMOさんから頂いたコメントもついでに。

今のミサイルは戦闘機なみに旋回性能が良くてかつ速いので、敵のレーダー圏外から追尾ミサイルをぶっぱなして離脱するというのが基本的な戦術らしい。だから敵を一度も見ないことすらあって、レーダー上のブリップが消えるとKillという、はなはだゲームみたいな空中戦になるんだそうだ。 HUDのレティクルで敵を追いかけてバルカンでバリバリ撃つというのは事アメリカ空軍においては時代遅れになりつつあるらしいよん。

なるほど、訓練はするけど実戦ではまず無いのか。 超低空まで高度を落として死に化かしとかできないものかなー ? とりあえず、今後は機銃を搭載する意味もなさそうね。

ちなみにその友達(女性)は三沢にしばらく居たんだよね。んで戦技座学とかの講師を自衛隊に対してしたりもしていたらしいんだけど、部屋に入っていくたびに自衛隊のパイロットの口がパカッと開く(驚くんだと思う)のが面白いと言っていました。 しばらくアリゾナに居たんだけど、今は韓国らしい。アメリカ軍のパイロットも転属が多くて大変そう。 ちなみに本人はつまらないといっていました。F117の前に乗っていたF16の方が飛ばしていて楽しいらしい。

転勤族に育った自分は転々とするのがなんだかうらやましい。 F-35にも乗ってたら感想を聞きたいね。