Aruyo

久しぶりのサンサール

上京してきた糸子(八百屋)さんに遊んでもらった話の続き。

当日はマイミク ( つまり私からはマタミクになる ) さんと会うとのことで、どこだろうと思ったらサンサールだと言うではないか。 そりゃもう強引に「混ぜて !」ということで。 ここしばらく行く機会に恵まれなかったサンサール行きが突然決定。

会話をしているうちに、どうやらそのマタミクさん達はマイミクの BUJI さんともマイミクでもあったようで。ということは、その人経由でも八百屋さんとBUJIさんはマタミクになるわけで、ぐるりとここで円ができるわけ。

うーん、このへんがmixiだよなあ。

サンサールに着くと、IFCのInaさんの姿も。 飛び入りの私も含めて2名追加状態で、Inaさんの解説に耳を傾けつつ、もちろん食べるのにも忙しく ( 撮影も忘れず ) 、なかなか充実したサンサールでの食事になったり。

出てくる料理はレギュラーじゃないものもあるし、相変わらずのウルミラ節かな ? と思ったら厨房に入っていたのはネパールのレストラン「ボジャン・グリハ」出身のルドゥラ・タマンさんとのこと。これまでの北インド料理 → ウルミラさんのネパール料理で締めというコンボが通例だったけど、ネパール料理中心へと完成度が高まった新生 ( 真正 ? ) サンサールになった模様。

つまり、サンサール 2.0 (笑

まだまだ北インドとネパールの区別が弱いビギナーの私でも、食べてみれば ... いえ、きっとInaさんの解説のおかげだろうね、うん。

一部で塩が強調しすぎてる気がしたけど、どうやら天然塩が日本とネパールではちょっと違うのが原因とかなんとか。日本のにがりが強い天然塩ではダメなのか、精製塩をチョイスした上でネパールの天然塩と同じ感覚でつい目分量を使ってるからとのこと。 ネパールの岩塩だとミネラルの分だけまろやかなのかな?

冒頭の北インド料理の「おやつ」、パニプリが面白かった。 空洞で薄いけど丈夫な殻 ( プリ ? プーリ ? ) の薄い部分を指で小突いて穴をぼっこりと開け、そこにパサパサのマッシュポテト ( 辛い ) をぐりぐりと押し込んででいただく。 通常はこの状態で屋台に並んでいるそうで。 最後の仕上げにタマリンドという木の実から絞ったジュースをだばだばとかけるのだけど、殻は丈夫なので漏れたりしない。そして、そのまま口へひょいと入れれば、ほぐれるポテトの辛みにジュースの酸味が混じって不思議な味わい。

グリーンチャトニをかけて食べるタンドールもどれも良かった。くりぬいたジャガイモに色々つめこんだピソミニアル ( ピソウリアル ? ) という野菜のタンドールが意外な感じ。 お肉のほうはもう何も言うことなし。他所のタンドールは一度下焼きしたものを作り置いて、注文を承けてから仕上げの火を通すのが一般的だけど、本物のタンドールを出すのは数少ないとのことで、純タンドールはこんなにジューシーなのかと再認識させられる。
# いま迄気づかずに食べてたよ ( 笑

途中でチャンというお酒を頂く。
どろっとした白濁酒。
詳細は秘密、ウフフのフ。

最後に、娘さんのジョティがすごく大きくなっててちょっと感動。 日本語でしきりに「なんでー?」「これはー?」を連発してるし。 おしゃまさんになりそうだなあ、なんとなく。