Aruyo

Google Appsの追加ドメイン

とあるグループのためにGoogle Appsを設定したりとか。 暫定なんでと手持ちのGoogle Appsに追加ドメインとして手っ取り早く済ませたら、YouTubeアカウントとか連動するアカウント連携でややこしくなる事が発覚して、急いで取り消して新規にGoogle Appsに申し込むなど。 手抜きはいかんね、反省。

Appsの追加ドメインは「下位組織」として機能するものを想定してるようで。会社の中の「営業部」「総務部」「開発部」みたいなの。 それぞれの部署が個別にApps契約していたものを統合する機能は無いものの、そういう需要は認識しているようでヘルプにもそういった記述がみられた。

でも、今回ように下位組織で運用していずれドメインを分離独立というのはNGみたい。新たに作り直せとなっている。部署や部門が独立したり売却されたりしてドメインが分離する事もあると思うんだけどね。どんどん吸収はするけど使えなくなったものはスピンアウトさせず潰してきたGoogleに、そんな想定は無いという事なのかもしれない。

さて、追加ドメインをして気がついたのだけど、Appsの各機能にアクセスするURLをカスタムしていると、コントロールパネルに表示されるリンクがカスタムされたドメインに固定されちゃう仕様だった。
私の場合はプライマリドメインでURLをカスタムしていたので、追加されたドメインのコンパネなのにリンクをクリックしたらプライマリドメインのログイン画面が出て使い勝手が悪いなあ、と。

追加ドメインを使うならカスタムURLは解除するべし。

こういう時につくづく思うんだけど、Googleの機能はほんっっっとうにヘルプみても駄目ね。古い記述が散見されるし、巨大かつ複雑になりすぎてヘルプの更改が追いついてないのが手に取るようで。 特に、Google+と新デザインが来てから顕著な気がする。 とっととGoogle+に収容するところを済ませて盲腸みたいなのをどんどん切り落とさないと、使い勝手が悪くなる一方だと思うよ。

あと、グループとはいえ組織として活動するので、メールの認証にはSPF(Sender Policy Framework)レコードに加えてDKIM(DomainKeys Identified Mail)も設定してみた。 気休めかもしれんけどね。