Aruyo

出てきた素材の片付け

年の瀬。一昨日からバタバタしていたけど、寒い中を移動していたものだから朝から鼻がぐずぐず。そして本日は片付けながらPCとにらめっこ。

MO ディスクを処分する前にデータをサルベージしておきたい ... と思っていたら、以前にサルベージしたデータがゴロゴロとて出てきたりとか。まずはこっちを片付けないと HDD の容量も空かないし MO もなにもできまへんがな。

みてみたら、なんだか懐かしいものばかり。大掃除で出てきた古新聞みたいに見入っちゃうからこれはこれで危険な感じもする。まあ、片付けといっても不要なデータを消去するだけなのだけれど。

いちばん引っかかったのが「とってもカンタン! Windows95」の素材。
とっくに捨てたと思ったのに残っていたとは。

とってもかんたん!Windows95―CD-ROMではじめるパソコン入門 (CD-ROM & book)

当時としてはわりと贅沢に、声優まで使って収録したっけね。お父さんは平野正人さん、お母さんは川浪葉子さん、息子のあきらくんは佐藤智恵さんだったようで ... いや、当時そんなに声優というものに興味がなくて、スタジオでの仕事には関心を示したけど職業そのものについての印象はそんなに無いのよね。

ちなみに、イラストはたまごっちの初代イラストレーターの渡辺さんに、忙しいのに無理矢理ねじこんで御願いした記憶が。当時は会社に内緒だったけれども、もう、時効でしょう。

Windows は 3.1 もあったのに、なんだか新しい OS の幕開けみたいな力の入れようだったのはすごかったなぁ。おかげでこうしう仕事があったわけだけど。そんな Windows95 の本も、図説も組版も音声編集も Macitosh だったので半分以上は MacOS で作った新しい Windows の本という事になるわけね。

そんなこんなで、色々とひっかかりながらもなんとかすべてを消したけど、あまり容量は空かず。当時のビッグデータも今では雀の涙くらいにしか感じない。時代の流れってほんと早いなぁ。

ちなみにこの制作、好評だったのでその後の「とってもカンタン! インターネット」にもいくつか素材が使われることになったのだけど、私は解釈ミスで大ボケかまして赤っ恥かいたのも今では良い思い出。契約書・合意書はその範囲もちゃんと覚えときましょう、みたいな。

思い出したら恥ずかしくなってきた。
さっと消去しようか。