Aruyo

ドローンを撥ねた

深い谷に架かる橋を渡っていたら、視界の左下端から突然何かがふわりと飛び込んで来てフロントガラスにぶつかり「カツン!!」という音がしたので急ブレーキ。バックミラーにはなんか黒いのがグシャッと落ちるのがみえた。最初はカラスかと思ったけど、なんか機械っぽいし車から降りて後ろを見ると...ドローン。うん、誰がどう見てもドローン。橋の下から舞い上がって来た?

橋の先から中年男性がこっちに謝りながら走ってやってくる。ああ、この人が飛ばしてたのか...。大破したドローンを一瞥してからそちらに歩いて行って状況を確認。どうも螺旋状に移動してたらしく、そこにやって来てたまたま同じ進行方向でクロスしたから小石がぶつかる程度で済んだわけね、と。でもここ道路だぞ? 車にまったく傷がなくてほんとよかったよ。

直後は「なんじゃー!!」と怒りも湧いていたんだけど、最終的には車の状態を確認してもらい、小言的なお叱りを少し伝えてその場は収めてきた。物的被害が無ければ警察も動かないし。

しかしこれ、航空法や道交法的にどうなんだろう。年に何人か自殺するような高所の橋という中空だし民家も電柱もない、歩行者もごく稀ってくらい過疎地の山中である。

まさか、ドローンと事故るとはなぁ。
これが令和か。