Tumblrの使い道
しばらく前から、Tumblrを試している。 でも正直、使い道が定まらずまだ料理出来ていない。 色々と面白い使い方がある気がしてならないのに、どうしようこの食材って感じで残念な私。
でまあ、いくつかパターンを考えてみた。
蒐集(scrap)ツールとして
本来の正しい使い方かもしれない。 あちこちで出てる紹介もそんな感じ...ソーシャルブックマーク新世代、だったしな。
メモ書き、写真(画像)、webの引用、Bookmark、Chat、動画。 気になったらその場でメモとしてTumblrへポイッといれておく。 どんどん入れておく、自分用のスクラップブック。 web、携帯web、メール、さらにはBookmarkletやMacOSのDashboard Widgetも完備で、投稿環境はTwitterより上だからかなり楽。
ただし、自動的に即公開されるので知人に見つかりたくないtumblogはURLを自分のアイデンティティーから切り離して、類推されないようなものにする必要がありそう。
あと、タグやカテゴリ付けはできないし検索も標準では無いから、ソーシャルブックマークとしては正直微妙かも。
そういうのを気にしないでどんどん溜め込む「いまどこ見てたよ」という足跡晒しとか、メディアリッチなTwitterライクな何かとして使うのが良いかもしれない。
発信(publish)ツールとして
Twitterは「マイクロブログ」と言うだけに半ばチャット感覚の一言blog+SNSだけど、TumblrはTwitterとweblogの中間的な感じの「ミニブログ」としても使えそう。
カテゴリ分けは出来ないけれど、普通の投稿も出来る。 なので、よく見かけるようなまるまる記事のコピペばかりのテキスト系とか、リンクが中心でコメントを多少付加して並べている目次系は、本来の蒐集的に使うだけでも十分に近い事が出来そう。
近い物だと、このへんみたいなの。
[ セキュリティホールmemo ]
[ 萌えミシュラン ]
デザインはある程度カスタマイズできるし数が少ないとはいえテンプレートもある。 独自ドメインの割当も出来るから、サブドメインを割り当てて自分のサイトの一部としての運用も出来る。 こうしてみると割と優秀なんじゃないの? 既存のblogからのインポートは諦めるしかないけど。
受信/収集(reader)ツールとして
RSSリーダー機能があるのでそれだけでも使える。 テキストだけ、写真だけ、といった選択も出来るし。 普段の巡回サイトを登録しておいて携帯で読むとか、好みのPicasaやFlickrがあったらRSSをTumblrで一本化してみる、なんてのでもokかと。
ただまあ、それ相当ならそのものズバリfeedremixというサービスがあって、こちらは更新された内容を3時間おきとか1日ごととかでまとめてメールしてくれるのが便利よね。 feedremixはひとつのリミックスに10サイトまでしか登録出来ないのが致命的なんだけど。
私はメールで受けたかったのでもっぱらfeedremixで。 ブラウザで積極的に見に行く派なら、Tumblrはよさげだ。 さて、私はどうしよう?
まとめ
立ち位置的にはTwitterとかなり被るけど捨てがたい。 蒐集はやりだすとハマるからやめときたい...いやもう手遅れな気もするけど。 blogとしては今ので十分だけど、今後の発展と機会があるなら乗り換えの候補として残り続けそうなサービスだ。
ソーシャルブックマークはpookmarkを使っているけど、こうした旧来のサービスのほうがカテゴリタグや検索を使える分まだ使いやすい気がする。
feedmixはあくまで自分が読むものを集めさせる物だし。
というわけで、しばらくはwebアルバム(Photocast)、3つあるblog、twitter、そのへんもろもろの「自分発」をまとめるツールにしてしまおうか。 で、Tumblr「まとめ」をmixiやefigoといったSNSの外部日記にしてしまう。 うん、それでいいかもしれない。
全部まとめると一日の登録数が結構な数になるけど、mixiはRSS取り込みが一日1件分しか相手に伝わらないのがちょっとアレなのよね (^_^;