Aruyo

scope creep ?

昨日は各所に仕事納めの挨拶メール。一応25日で終わりますと言っていたのだけど、いわゆる「佳境」ってやつがひとつだけ延長戦に突入。

大元のクライアントに「年内に」と言われた案件、素材が代理店から21日に届いたものの一部不足で後日に後送するとか、予め所要は最低3日は必要とメールしておいたのにね...吶喊で作ってもクライアントは年末休業に入っちゃって検収してもらえないじゃん! と思ったら今日になって「デザインが思ったのと違う」とか言われたとかで。

とにもかくにも、これから打ち合わせと言われたので結果待ちの待機。

どう急いでも間に合いまへんな、こりゃ。

この点、プログラマはある程度恵まれていると思うね。人月計算だから先方都合で発生した待機時間も延長分も、認められさえすればちゃんと支払われる訳で(それが難しいのもわかるけど可能性があるだけ良いと思う)。

広告関係からの発注で来る仕事は1発OKでも100回修正が入って10日余計にかかろとも(どちらのミスでも)1ページの代金は1ページ分でカウント。 しかも納品後に料金が相談で決まるところも多く、交渉で多少おまけがついてもせいぜい1.5ページくらいとかね。 なんという広告業界クオリティ。 バイク便だって待機料金かかるのに。

最近は文言の修正ひとつからちゃんとカウントして見積もらせる発注主もぽつぽつ出てきたけど、下請法なにするものぞ? とばかりに未だ口発注の中小代理店が山のように多い中では極めて稀な話よね。それに、そんなことしていたら日時やら箇所やら事由やらを付記しなきゃなので、手動でログファイルをこさえている感じに見積書がとんでもない長さになったりと痛し痒し。

しかし今回の案件、挙動や見た目の擦り合わせがうまくいってなったのかな。よく「とりあえず」で見た目を試しに作ってと言われるけど、もちろんそのプロトタイプの制作費は出ない。今回は、それが無かったのよね。手間はかからなかったけど、あまり喜んでいい事では無かったか。

とか長文を書いているうちにこんな時間。もう、タイムオーバーでしょう。えーい、来年の始動は12日からにしよう(笑