Aruyo

ホワイトスペース

電波既得権への執着を話題にした話がわりと面白い。 ホワイトスペースの意味をすり替えるには稚拙すぎ? 本気で知らなかったらそれはそれで問題だけど。

私はTV放送がなくなっても困らないんで、今だれかに「これからテレビ見るのを止めろ」と言われればあっさり止められる気がする。思えば、TV欄の時間割を確認して「それまでに帰ってTVの前に座る」事が無くなって、「とりあえず録画予約」してそのうち観るのが普通になってずいぶんと経つ気が。今は、PCはつけっぱなしでも、TVはつけっぱなしにしないし。

PSXのドライブがあまりにヘタレで今はROMに焼いていないけど、DVDにマメに焼きまくっていた家人はTVが無いとと困りそうなんで、実際は棄てる訳にはいかないってのが難なんだけど。(今は録画の消化に日々追われていて多忙のよう)

まあ、そんなんだから、無線の帯域使うのは衛星・ラジオ放送・航空・防災・警察・軍事・携帯(とPCの近接用)くらいで、いいんじゃまいかと思う訳で。

ラジオはデジタルで帯域小さくできるでしょ。 タクシーも携帯インターネットでなんとかなるでしょ。 テレビ中継もインターネットの高速化で解決しそう。 アマチュア無線好きには申し訳ないけどもう...ね。 あとは地上波のデジタル化でテレビ帯域が減れば、大気圏内のノイズ干渉も減りそう。

だから、ホワイトスペースを資源として無駄無く利用しようというのはあまり嬉しくない。 効率利用とか埋蔵資源の利用とか聞こえは良いけど、電離層下が電磁波の過密でこれ以上迷子のクジラや渡り鳥が増えても大変だし(違 電波望遠鏡の「視界」もクリアってなもんでしょ。 それよりもNTTのダークファイバーをなんとかしてね。

池田先生と小寺氏と言えば、コピー問題も。 気持ち的にはもう、録画機はダビングゼロでいいよね。 後生大事にコンテンツを手元に残しておきたい人は、棺桶にROMじゃなくて機器を連れて入るんでいいんじゃない? JEITAはよく頑張ったと思う。 もう、無駄に踏ん張らなくていいから、今後はチューナーに注力して録画機は終息に向かわせてしまうとか。

私は、好きな時にその場で選んで観たい。 だから、時間割に合わせるのはもう生中継以外あり得ないし。 どうしても電波である必要性って限りなくゼロ。

あ、でも、よくある視聴期間限定は失格。 国会図書館以上の閲覧機会をお願いしたい。 それこそ「デジタルなんだから」劣化の心配はなかと。

地デジ化の混乱がネット視聴の促進になるのをひっそりと期待している、そんな私なので今のTVは2010年以降も壊れるまでゲーム用モニタとして使う事になりそう。 NHKの集金対象にはならない...よね? (^^;