反対の反対に反対なのだ
事業仕分けで次世代スーパーコンピューター開発予算267億円の大幅削減について、予算の反対 ( 削減 ) に反対 ( 見直し ) したことにあえて反対してみよう。順位の問題じゃなかろうて的な感じで。
いまはスカラ型が優勢でも将来はわからないし継続は良いんだけどね、独自規格やベクトル型の優位点もあるからゼロにしちゃ駄目だと思うんけだど、案に今の反対風潮って日本のお家芸の本質とかを抜きにして単に声を荒げてるネトウヨが多いような気がしたんで、まあ待てよ的に。
今は耐え忍ぶ時かもしれんぞ。
まあ、ベクトル型にどれくらいの将来性があるの現時点で見えないし「技術立国ニッポン」とかいう死語に幻想を抱いて、日本固有の技術は世界に優位な技術と断定してしまう洗脳に自身が侵されている感じもしなくもないってのを差し引いても、今これが「国家技術戦略」の先鋒でいいのか ? みたいな。
汎用プロセッサのクラスタリングにも限界はあるだろうし。 両者適材適所での使い分けが良いと思うのだけど。 単に順位のために270億円は、いくらノーベル賞科学者だろうがね。 老害にしか聞こえませんて。
ハードだけじやなくてソフトにも力を注ぎなされ。 でないとベクトル型に明るい未来はないんでないの?
[ スパコン開発で「ゴードン・ベル賞」 長崎大助教ら受賞 「国内最速」安価で実現 : 西日本新聞 ]3,800万円で国内最速の地球シミュレーター2(600億円)以上。
ウマー!?
ベクトル型のどこをコストを覆すようなストロングポイントにするか。 そこを伸ばすか否か、かなあ。