wormとvirus
Computer worm(ワーム)の事をなんとなく調べていて。その余波という名の要らぬ寄り道であれこれ見る。
世界最初のウィルスはApple IIで誕生した「エルク・クローナ」であることが知られています。いまではオープン・ディレクトリ提唱者の一人として知られているリック・スクレンタ氏が、友人たちをからかう目的で1982年頃に作ったものですが、そのソースが作者自らの手でオンライン公開されていることを最近知りました。
ソースコード公開されているのか。Apple II用だと6502見ても読めないだろうなあ、スーパーファミコンの開発を当時していた人なら余裕だろうけども。
それにしても、だいたいこういうのって悪戯から派生するよね。強力な接着剤の開発が逆に簡単に剥がれるものが出来たので悪戯書きのメモを作ったらポストイットになったとか、掲示板にジョークを書きまくっていたら真に受ける人が続出したのでフェイクとわかるようにスマイリー記号 :-) をつけたのが顔文字・絵文字の発祥とか、ポテトフライの火加減にケチつけられたので超薄切りにして嫌がらせしたらポテトチップスになったとか。
で、ワームはこうだった。
「リーパー」の散布により「クリーパー」は跡形もなく消え去りました。しかしこの一組のプログラムの存在は、後にさまざまな影響を残しています。まず「McRoss」という航空管制シミュレータが、この仕組みをデータ交換に応用しています。
当時のARPANETは実験場として凄く楽しい事になっていたんだなあ。ワームが実に平和的でどことなく牧歌的な。今やかなり強力でbotnet構築に使われたりと厄介だけども。
対策も進むし他の手段が出て来そうだけど拡散力よりも浸透力のほうで勝負するか、目的を変えて技術的な意味で生き延びていきそう、そんな気がしつつ。(そう言いつつ廃れる気もしている)
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「クリーパー」が出回りはじめた次の年、同社のレイ・トムリンソン氏はArpanetで利用可能な電子メールプログラムを発明しました。これが今日のemailの原点となるわけですが、「クリーパー」に自己複製を残させるようにしてワームへと進化させたのも、面白いことにこの人物だったのです。emailの父がwormの育ての親でもあったというのは、なんとも因縁めいた話ですね。
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出典同上
えぇー、emailのひとじゃん。原初のワームの効能といい、SMTPの性善説に基づいたような仕様といい、人がよすぎでしょうw