Aruyo

短縮URLの不安

いつの間にか正式サービスとして一本立ちしていたgoo.glだけど、使いどころに少し悩んだりして。まだ対応しているサービスってfeedburnerくらいしか思いつかないけど、採用はどんどん増えてよく使われるようになると思う。Twitterでも見かけるようになってるしね。

ただ、実態のURLを隠匿できるというのがね。通常なら偽ドメインとして見えていたものが短縮URLで逆に見えづらいって事はない?

マカフィのmcaf.eeみたいに「安全」に踏めるみたいに言うところもあるけど、何を審査なりしてどういう観点で保証されるのか不明瞭な短縮URLサービスもあるので全体が安全みたいな論調はちょっと。何か業界の基準があるだけでも少しは違うのだろうけど、Twitterのt.coなど自前サービス用に組み込むのだとほんと見えないからねえ。一度発行したらその後も審査なり定期的に継続とかしないだろうし。

仮に短縮URLの実体がドメインを廃棄した場合どうなんだろう。通常ならNot Foundだろうけどまったく関係の無い会社が空きになったドメインを購入したらどう? 元が何かを知って空いたところを買ったのだとしたら、何年が経ってもネットに残る短縮URLを踏んで問題が起きたりしないだろうか。これは短縮URLでなくともありえるけど、短縮URLによってハードルが下がるとかいう事は?

そもそもこの短縮URLサービス自体が永続って保証はないしな。あと、やったことはないけど二重三重の短縮URL経由でリダイレクト入るとどうなるんだろうか。

なんだか自分からは素直にバンバン使おうぜって気にならないのよね。使ってるサービスが短縮する分には仕方がないけども。