Aruyo

Shēnzhènは深センに非ず

TwitterのTLに深圳の文字が増えた。以前に行った方や現在進行形で行っている方の話題がたまたまた重なったみたい。それだけ人が行っている、どんどん発展してITのメッカと化しつつあるんだなぁ、ってしみじみ。

私が深圳でのんびりした頃は80386ですら輸出規制のために市内では禁忌の品だったしそもそもPCのパーツ売ってる店が片手で足りる程度だったしな。中国銀行の電産室でしかPC(AT)は見なかった。

で、違和感を覚えたのは「深セン」という書き方。昔ならいざ知らずVistaや7の時代にまだそんな書き方しなくてもな、と。XPでもフォントとブラウザによってはちゃんと出ますよってのう。

アプリやウェブサービスによってはJIS X 0212以降が駄目とかUTF-8をサポートしていないとかあるかもだけど、義務教育で習う漢字が扱えなくなるような古い文字コードの事を配慮するコストを捨てても良いのでは?

これは言い過ぎかもだけど、文字コードの整備や制定に対して「日本語」の影響力が弱くなって異体字のサポートが保留だったり却下されたり中国漢字の枠で代用されたりとかするのは、シフトJISに縛られてる現状も一端にあるんだろうなぁ...というのはあながちじゃないよね? きっと。

それに、この先十年・二十年と人口減少で商業規模の旨みも薄くなるから世界の日本語圏に対する配慮がますます小さくなるのは予想できるんだけど。

TwitterでWeb屋やITのプロみたいな自称をbioを書いてる方がTLで「深セン」とか書いてると正直がっかりしちゃうから。ツッコミをいれたいけどクドクドした嫌みな奴みたいになりそうんなんで此処で毒づいてみたり。

滅せよ旧コード。
滅せよ部首分解補足。