Aruyo

ハイ・ファイ

地デジ移行まで10日を切り、いよいよカウントダウン。未だに総務省のwebのコピーに「早めに」なんて言葉があるけどもう手遅れでしょう、特にVHFの地域。スクリプトであと○日と画像を変えてるんだからコピーも変えようよ。 請けた広告代理店は仕事してないよなあ。

地デジ化にあわせてTVに付随する各機器もだいぶ入れ替わっていると思うけどどうかな。そいや、VHSの頃によく見た「Hi-Fi」って言葉はもう見なくなって久しい。本来は高品位を示す用語だけどVHSでは規格名だったんで、ちょっと意味合いが変わるかもしれないか。

ちょっと前には「ハイデフ(HD)」と言ってたけど、あれもまた。瞬殺された「ハイオーディオ」とか「スーパーオーディオCD」、「ハイパーメディア」「ニューメディア」「E電」に比べたらずいぶん長い期間耳にした言葉だけに、そいいえばいつの間に? といった感じ。

あれは結局なんだったんだろう。

昔からあるのは「ドルビー」かな。アナログカセットテープの頃はドルビーNR(ノイズリダクション)で、DVDやBRのドルビーデジタルコーデックとは意味が違うのだけど「ドルビー」と聞くだけで高品質を連想しちゃうので、時間をかけて築いたブランドって強い。

ハイビジョンの次世代規格が既に迫っているけど、今のハイビジョンをロービジョンと名前を変える訳にもいかないし、スーパーハイビジョンとかになる代わりに「Hi-Fi」と冠する言葉が復活したりしたら面白いなあ。古くても新宿、いつまでも新小岩。

24bitとか1080pとかいう言葉がカタログで踊っていたから、2kとかいう言葉もキーワードとしてセールストークに出てくるのは予想できるけど、他にどんなコピーで消費者を騙して惑わしてくれるのか楽しみね。ボジョレーみたいに。