忌中? 還浄?
ご近所さんの玄関に「還浄」と書かれた紙が貼ってあった。 「忌中」と書かれているのは見るけど、これなんだろう? 見慣れぬ言葉だったのでその場で調べてみたところ、広島以西の西日本では忌中をやめて還浄としませんか? という「還浄運動」があるとのこと。
地域限定だし比較的新しい動きなのね。 1970年代頃に福岡県から広まったもので、浄土真宗だけど宗派内でも色々と考えが違っているみたい。
まあ、喪服は黒!というのも明治以降、一般家庭でも黒が定着したのは戦後の話らしいしね。 こういう「しきたり」もどんどん変化していくのかもしれない。
しかし、忌中がよろしくないなら喪中じゃだめなのかな? 四十九日は忌中でもあり喪中でもあるんでしょ? どちらも死後が起算日の「期間」を表す言葉なんだし、過ごし方は変わらないし。