Aruyo

SAKODAにいってみた

昨日は訓練生に課題を与えた職場見学を実施。 店舗観察、人間観察、などなど。 SCはネタの宝庫だし良いかなあ、と思いつつ。 まあ、あくまで能動的に何かしら思いつける人にはだけど。 たぶん、ほとんどが買い物するだけで時間を持て余してしまうだろうなあ...。

しかし、与えてばかりでもなんなんので自分も少し見ておこうと思い、早めに出て近場のシュロアモール筑紫野に寄りお昼を食べたついでで、久しぶりにSAKODAの筑紫野店へ。 10分足らずしか見る時間はなかったけど、それでもいくつか収穫。

ホームファニシングということでIKEAとかなり被るし、意識してるのかIKEAに似たところが散見される。 順路、展示、輸入食品の出口販売、などなど。 よく見れば寄せきれてないし似てはいない箇所も多いけど、人によっては酷似とまで取られそうな共通項がって、福岡にIKEA進出が決まった今後は差別化していくのかガチで勝負するのか気になるところ。

でも、何かが物足りない。
どこかがあか抜けない。

なんでだろう? 店舗を歩いていくうちに「視界に入る」配置や展示の工夫が足りない事に気がつく。 展示そのものはフォーマットがあって悪くないのけど順路やコーナーのレイアウトにストーリーが無い。 つまり、ユーザ体験に乏しいというのが、わくわく感につながらないみたい。

あとは、せっかくの大型店を抱える会社だし、自社企画品にも統一されたデザインポリシーを反映した製品が色々とあるともっと魅力が出てくるのに、とも思えたり。 県内には大川という家具の6大拠点のひとつもあるし、県全体で水準の底上げ効果があっても良さそうだけどなあ。 頑張れ。

もっと詳細に観察すればしっかりとレポートに仕上げられるほどの要素がでてきそう。 さてはて、5時限かけて観察する訓練生はどんな報告をしてくれるか。 楽しみにしておこう。