Aruyo

校区という存在

校区というのは地図上の区分である町境界とはまた違っているのに、自治体の行政や医療なんかで何かとよく「区分」として使われたり(久留米だけかも?)していている校区というやつ。

学校としても都合がいいのか「校区外には親同伴か特別な理由が無い限り駄目」というものがあり、小学校当時の私は真面目に守っていた...いや、たまにはみでたりしてたけど。

いちお、常に行動範囲の限界として意識してたわけですよ、九大本線を超えるたびに「あ、校区外」とか思う癖がなかなかとれなかったしなあ、なんかこの校区という言葉に特別な呪詛めいたものを持っているかのよう。

もうね、よくSF漫画なんかにある「世界の果て」の壁とか、数百メートルある城壁みたいな存在な訳で。抜け穴から出た時はなんでかドキドキするわけで、そんな時に限ってバイクに乗った帰宅中の担任に見つかったりするんだけどね。

まあ、安全面では良かったのかな。
でも、世界を小さくしていたような。

直接の関係はないけど、そんなんで水の祭典も見た事が無いし、水天宮も見た事が無い。高良大社だってこの前が初だったし。私は本当にここの出身なのか?と自問しておるぞ。確かに、人生においてここで過ごしたのは短いけどねぇ。