行政サイトの在り方
佐賀県武雄市の公式ページをやっと見れた。 世間では賛否あるし市長はなんだかアレげだけど、試みとしては良いほうかな。 行政サービスはネットだけで完結しないし質に影響するものでは無いかな、と。
市の公式サイトとは違うけど行政絡みのSNSなら久留米市のSNS「つつじネット」が、筑後広域SNSということで周辺の地域SNSを取り込んで「わいわいちっご」に統合したものの、増えたはずの参加者の動きはあまりに僅かで差が感じられない。 完全民間委託にしてコストを抑えつもりなのか、はてまた市の取組自体が中途半端すぎたのか、コンテンツが生きているのか死んでいるのかよくわからないサービスになってる。残念すぎるSNSに地方交付税から幾ら補助金を出したのかな?
市の公式サイトのほうもなんというか。 手順の案内があるので進めていくと、いざ申請のところで「ふくおか電子申請サービス」というところに飛ばされてしまう。 手続きによっては別途IDの登録申請をしないとダメだったりとか、全然ワンストップじゃないサービス。 「ふくおか」とついてるけど県内全域ではかったりするし、対応OSはWindowsのみ。 スマートフォンにも追いついてない。
こうして考えると、看板程度と言われてもおかしくない市の公式サイトにどんだけコストかけてんだろ? 今一度、電子行政の在り方を再検討してもいい頃合いかもしれませんね。
Facebookに任せるというのは、取り急ぎそのへんの問題も解決できる手っ取り早い策のように見えるのよね。 もちろん、Facebookだけでは限定的出し、SNSに委ねることの議論もあるだろうけど。 スピード感を持って「今のところ」の解をぶつけてくるのは悪くないんじゃないかなー、と。
しかし、他のSNSにも広げるとなると日本だmixiくらいしか...クローズすぎるんだけど。 広く使える日本のサービスがなにも立ち上がらないのがなんともはや...。 はてなあたりが頑張ってくれないかねぇ?
追記
忘れてたけど、mixiにもなんかそれっぽいの出来てたんだった。 「mixi pages」は外部にも開かれたコミュニティみたいなもののようで、これはショップや企業はもちろん役所も着目くらいしたほうがいいかも。
まあ、もう勢いがアレだけど。