Amazon S3 を使ってみる
ずっと気になっていたAmazon Simple Storage Service、略して Amazon S3 を使ってみる事に。 Amzon Web Service ( AWS ) のストレージ機能のことね。
Lolipop が iPhone App でクラウドストレージとしての使い方を提案してきて、WebDAV がつかえるというだけでやっと WebDAV の時代が来たか ! と wktk していたのに、さくらインターネット等と違いユーザディレクトリが丸ごと公開という仕様なのが難だったので、こりゃやっぱり期待できないなと思ったからなんだけど。
そんなわけでいくらかセキュアな S3 というチョイス。 Dropbox や Evernote はセキュアを気にしない受け渡しやメモ程度に。 MediaFire は暗号化して原則「開(あ)けない」の保管倉庫。 S3 は割と開くセキュアなストレージ。 さくらや lolipop は www 公開用。 そんな使い分けで。
MediaFire がブラウザのみで(自分で API 叩くツール作れば良いんだろうけど)遅いし 4GB のファイルを upload するのに失敗続きとか泣けてるので、 S3 が安ければそっちに一本化したいところ。 MediaFire には今はまだ途中で 184.47GB ほど預けたところだけど、これを S3 に預けたら東京リージョンの低冗長ストレージを仮に 1 ドル 80 円としても月額 1480 円くらい。 MefiaFire の容量無制限で年額 6000 円弱にくらべると、お財布が厳しい今は ... ね。 このままだと 700GB は確実にいくし。
とりあえず S3 には 100MB くらい預けてみた。 このくらいだと請求が発生してない。 0.1GB x 0.1ドル x 80 円想定、月額が小数点以下か。
AWS には無料範囲というのがあって、S3 だと新規にサインアップするとストレージ 5 GB、20,000 Get リクエスト、2,000 Put リクエスト、データ送信15 GB が毎月無料というのが、1年間使える。まだ、そこまで及んでないということか ^_^;
接続には panic.inc の Transmit を使っている。 MobileMe の iDisk も WebDAV も Amazon S3 も、必要なときにメニューバーから一発で「ドライブとしてマウント」できて、USBドライブとまったく同じ感覚で使えるのが便利。
オンラインストレージはネット回線が必須だけど、HDDの物理保管、電源、老朽化、等の維持や更新を考えると手放せなくなりそう。ネットにつながらない時のためのいざという時に必要なデータだけ、手元にも複製しておいたUSBメモリが1本あればいい感じ。 PCのHDDにも溜め込まなってきつつあるね、ほんとに。