承とATOK
JustsystemからDMが届いていたので見てみる。今度の一太郎は「承」というらしい。ついこの前に「創」が出たばかりのような気がしてたけど。ブラウザのアップデートには及ばないけど、それでもやっぱり早いなあ。
Mac版は無いので今回もスルー。Windows版は一太郎12&花子12以来のご無沙汰なのにこうして送ってくるのは何か理由があるのかなもね。過去もほとんどネット注文だったのにDMが来る。その基準に興味があるなあ。
リーフフレットは毎度おなじみの一太郎の歴史を解説するところから。くどいように感じるしそろそろやめて節目までのおとっときにしてもいいような気がする。伝統も売りのひとつかもしれないけど新しく生まれ変わった感が薄くなるというか…冒頭のキャッチに「未来に向けて見つめ直した」とまで書いてるのを打ち消してしまってる感。
「新たなる創世」だった「創」そして今回の「承」ときてるのに。せっかくのネーミングが毎回過去のおさらいでは結局のところ過去に縛られた感がバリバリと滲むのがもはやお笑いである。
過去を否定しろというのでもないし伝統をもって格式張れというものでもないし。操作や機能の作法やスタイルで「伝統」をさりげなく主張すればいいのにと思う。それが「粋」なのかどうかはわからないけど。
この先もこの調子で今年の一文字みたいにしていくのなら起承転結みたいに結んでしまわない事を祈る。縦書き需要とか日本ならではの事情を理解している強みはあると思うし需要はあるのだよね。
あと強力な校正はATOKではなく一太郎につけたほうがいいと思うけどな。日本語入力はあくまで入力と変換に徹して欲しい。大半の人が文節ではなく単語で変換を進めているという点なんかもっと啓蒙が必要かと。
機能的にはePUB対応がいい感じになっているようで気になる。欲を言えばブログサービスへのダイレクト投稿機能があるいいなぁ。でもってEvernoteへのダイレクト転送をサポートしてくれたらもう最高。いや、Evernoteに直接書けるのもいいな。
ついでにJustsystemの整備を思い出せたので、ずーっとほったらかしていた月額制 ATOKのATOK Passportへの移行をようやくやってみた。
今まではMacOS X 10.4 Tigerで使っていたけどLionでは初。ATOK 2012相当になるみたい。
結論から言うとキーアサインがおかしくなるので私の環境では残念ながら失格。記号がASCII配列で入力されてしまう…ことえりやGoogleやかわせみは問題ないのにATOKに切り替えるとダメ。環境設定のキーボード選択でJISにしてもダメ。 これでは使いものにならない。
移行したばかりだけど早速にして解約決定とはトホホな感じ。
うーん、困ったなぁ。