BizSpark設定の続き
開発者8名(最大25名らしいけど)まで、MSDNの一部とWindowsAzureを3年間無償で使わせてもらえるというのが目玉といえば目玉。でもって、Microsoft Partner Networkのメンバーシップも活用できるんで、サポートやトレーニングに再販のライセンス手続きなどを受けられる。事業によってはこちらの恩恵が大きい所もあると思う、ビジネスパートナーみたいなのの審査があると思うけど。
しかし、ヘルプやサイトの説明が明後日の方向を向いてる。 全体像が見えないからFAQとか見ると余計に解らなくなる。 難解じゃないはずなのに、とても見通しが悪いのだ。
Microsoft IDを核に、BizSpark、PartnerNetwork、MSDNが取り巻いてるイメージだったけど、なんだかそうとも少し違うみたい。MSDNを使わせたい開発者の追加をするのにはBizSparkでメンバー追加してMSDN Subscriber IDを発行するとか、PartnerNetworkへの追加は連携しなくて別個らしくMicrosoftIDを使うのにサインインが完全に別とか。
最初、PartnerNetworkにダウンロードってあるから、こっちに追加して「なんで権限ない」とか言われるのか首をひねりまくり、相方はサポートに電話しまくってくれたけどMicrosoftのサポートも「なんででしょうねえ」みたいな感じだったようで。
んもー。
たったこれだけで今日は終わってしまったよ。
ある意味でMicrosoftっぽいかなあ。
悪い意味でもね。
さて、愚痴ばかりでも仕方が無いので少しまとめ。
いろんな「担当」と「権限」がごちゃごちゃしてる。
そこさえこんがらなければどうという事は無い。
Partner Network
- 「ライセンス」はMSDNの事じゃなくて再販や正規代理店の話らしい
- 「ダウンロード」は開発用途以外の社内使用正規品の保守の話らしい
- BizSparkの契約だとほとんど関係ないことばかり
- メンバーシップ > アカウント > パートナーメンバーシップセンター
- 事業所の窓口社員への業務設定と権限付与はここから
- ここに社員登録と権限付与はMSDNの権限とはまったく関係ない
- 連絡先の電子メールとMicrosoft IDもまったく関係ないみたい
BizSpark
- 基本はMy BizSparkからアクセス
- 日本語化されているのはごく一部
- 開発者へのツールとテストに必要なMSDNの権限付与はMembersで
- MSDN権限の電子メールはPartnerNetworkに無いものでOK
MSDN
- 通常のMSDNではなくMSDN Subscriptionsらしい
- だいぶ利用可能なSKUが絞られているみたい