Aruyo

B2 Cloud Storage を申し込んでみた

個人的なデータの保全については以前から色々と考えていて、Twitterなんかでも度々つぶやいていたしblogにも取り上げたりしてみたのだけど、なかなか決め手になるものがない状態。業務ではないので冗長性とか要件はそれほど高くなくて良いけど、そこそこの稼働率とセキュアが保証されて、激安でなくとも良いから1TB程度でコストのバランスが取れたクラウドストレージはないものかと待っていたりする。

現状のAmazon S3にも満足しているのだけど、現状だとコストを抑えようとしたらGlacierに落とし込むライフサイクル設定は必須になる。しかし、そのGlacierからの復元は処理時間が数時間かかるのでちょっと面倒に感じたりするし、復元量も考えないとコストの落とし穴があったりするので、なかなか気軽ではないというか。業務用として考えるとAWSの各種サービスと相まって魅力的なんだけどね、Azureとかも同様に。しかし、個人的な利用くらいちょっと雑でも気兼ねないほうがありがたいという贅沢な悩みだったりするのだ。

で、只今BACKBLAZEのB2 Cloud Storageに注目中。保存コストだけ見ても、Glacierの東京が$0.0114/GBに対してB2は$0.005/GBと半額以下、バージニアの$0.007と比較してもまだ安い。即時取り出せるS3 ( 東京$0.033/GB , バージニア$0.03/GB ) とは比べるまでもない。早速、只今ベータテスター募集中ということで乗っかってみた。waiting制なので自分が解放されるまで並んで待つしかない。何日後に来るのか楽しみにしておくとしよう。

本業がバックアップソリューションの会社だし、色々と期待できるんじゃないかと...いや、トレンドマイクロのSafeSyncの例もあるから、油断はできないか。一発屋ではないけど、早々にサービスが破綻したりとか無いように祈るほか無い。

懸念事項としては、コンテンツやアプリ用の保管場所としてコード組んで利用する以外だと、ブラウザを通しての利用がメインということ。MediaFireの悪夢 ( パスやファイル名が半角英数以外の文字コードが通ら無いのでファイル消失 & 一度申し込んだ有料プランが永続するので価格体系が変わって値下げしても追従してくれず高い金額を払い続けた...アカウント作り直しが必要で再開しようとしたら以前の高い価格が提示された ) がちょっと蘇るんで怖いところだ。BACKBLAZEは日本向けのアプリも作っているし、だだだ大丈夫だよね ? (^_^;

ちょっと、ドキドキである。