OneDrive for Businessの亡霊を退治する
Windows8.1で運用中のPC達が起動時に「個人用ファイルをこれ以上同期できません」というOneDriveの警告を出すようになった。まずIT部門ってなんだw うちのIT部門はワシじゃがそんな変更は知らんぞw つまりここでいうIT部門とはMicrosoft社ってこと。
とりあえず「閉じる」しかないのでそうすると、今度は「職場または学校用のアカウントを選択しろ」と説明無しに迫ってくる。大抵の人はここで混乱しそうだ、私も半分混乱した。
「個人用」はグレーになっていて押せない。選択の余地はないので「職場または学校用」を選択すると、今度はサインインを迫ってくる。
当然、現在利用しているアカウントは「個人用」なのでサインインできない。学校用(アカデミック版)の契約もないし、企業用(ボリュームライセンス)の契約もないので、ここで詰んでしまう。なんで促されるのかまったく意味がわからずだ。
ヘルプにもそれしい記述がないので、Microsoftのユーザーフォーラムを見てみるとこんな書き込みがあった。
それにしたがって、まずはOneDriveをコントロールパネルのプログラムの追加と削除からアンインストールを試みてみる。スタートメニューにはOneDrive for Businessという項目があるけど、追加されたプログラムの一覧にはOneDiveしかなくOneDrive for Businessの文字は見当たらない。
まあ、これでOneDriveが消えたらまたインストールしなおせばいいや、ということでポチっとな。結果として普通にOneDriveは削除されたけど、再起動してもちゃんとOneDriveは機能している。プログラムの一覧にはOneDriveとしか記述してなかったけど、これがOneDrive for Businessだったんだろう。つまり、Windows8の「機能としてのOneDrive」とOfficeの「追加機能としてのOneDrive」の二重起動になっていたんだと思うことにする。そんなに詳しくないので今はこれが精一杯 ( by ルパン三世 ) 。
ついでに、インストールされた更新プログラムからKB3114953も消してしまおうとやってみたら、なんと更新が二重適用されていた。32bitと64bitで分かれているならまだわかるけど、まったく同じ...。試しにひとつアンインストールを実行したら両方ともアンインストールされた。ちょっと目が点になる。
まあ、こういった不可解はWindowsに限らずどのOSにもあるんで、無意味な警告さえ消えてくれれば細かいことは良いんだけど、毎度の起動時に難解な警告だしてくるとか精神衛生上よろしくない強制イベントだけは勘弁してほしいところ。
また更新降ってきて面倒になると嫌なので、更新プログラムが適用されないようにしようとセキュリティをみると、「Microsfot OneDrive for Business の更新ブログラム(KB3115039)」という別のが適用対象になっていて悩むなど。
次の問題が修正されます。
- 修復およびライブラリの切断のビジネス機能の OneDrive の例外用の修正プログラムを更新します。
- 高 DPI のモニターで、ビジネスの OneDrive に、ライブラリの URL を入力するダイアログ ボックスに正しい縮尺が表示されません。
2016、5 月 3 日は、Office 2013 (KB3115039) のための OneDrive の更新します。 : Microsoft
うーん、説明だけみると今回の件とは関係なさそう。ちょっと怖いのでしばらくは手動更新にして、OneDrive系を目視確認しながら適用するようにしておこう。これはこれで面倒だけどね。