Aruyo

手紙に思い出させられる

古いハガキの処分をしていたら、20年前に届いた手紙が目に止まる。結婚式の前日に利用した北軽井沢のペンションから送られたご挨拶状。時期的にはこれからのハイシーズンに向けたものだろうけど、初夏見舞いとでも言うのかな?これ。わりと洒落た写真葉書で、ペンションのバーカウンターでマスターが立つ場所に、飼われていた大型犬が両前脚を突いてキリッと構えてる。

泊まった日、仕事で出発が遅れた上に関越の手前が大渋滞で練馬をイライラしながら進んでた。高速を降りる頃にはすっかり暗くなっていて、霧深い中の急斜面を飛ばし、地図を見ながら暗闇の中を少し彷徨い夜遅くなっての到着。このバーカウンターで一杯ひっかけながらゆっくり過ごすつもりだったのに、それが出来なかったのが心残りだったのだ。

今の様子が気になって検索。

おうふ...閉店されてた。
フェンスで閉じてあるみたいだ。

もしまだ残っていたらまた泊まってみようと思ったけど、それは叶わなくなったね。今ならスマホにナビさせるぜー!! って、そういやココってもしかしたらインターネットで初めて予約した宿だったかもしれないなあ。1996年だし「ネットで予約が当たり前」ではなかったものね。もうすっかり忘れてしまってるし、分からないな。メールが残っているかもしれないけど。

しかし、ストリートビューの撮影日付がまた古いなあ、5年も前か。軽井沢もだいぶ寂れてしまったんだろうか、今じゃさらにどうなってるかわかったものではないね。まあでも、式を挙げた教会くらいは残ってるだろう。25年目までに再訪できると良いね。