Aruyo

校了と民間救急

はー、今回は綱渡り。

フリーペーパーのデザイン、凄く頑張って昨日のうちに一気に完成直前まで持って行った。しかしまだ素材が足りない、原稿も最後のひとつがまだ来ていない。明日は入稿締め切りだぞどーすんだ的な状態で今日の朝に仮眠する事に。

そうしたら、寝に入りかけた矢先にエリアメールがけたたましい音と共に飛んできて、しばらくすると激しい落雷音と共に地鳴りがした。おおお...これは眠るどころではない。起き上がりPCをシャットダウンさせ、つながったすべての周辺機器を含めてコンセントとLANケーブルなどひっこ抜いて独立させる。うちは雷サージからガードするタップじゃないしね。

6時くらいにようやく寝落ちして9時に起きたら午前中の仕事へ。帰り道で最後の原稿を頂きにあがり、急いで入力してから組版。目処がついたぜ! と今度は編集長のところへ。

編集長は痴呆症で自分の正体も分からなくなった方を引き取りに中部地方の山のほうに行っていた。移送にあたっては現地の民間救急が飛行機に介助のため同乗し、福岡空港まで出向いて待機していた久留米の民間救急に引き継いでくれたと言う。

特別支援校で重度の子達を送迎している様子から、民間救急ってのは消防本部から認証を受けた搬送車を運用して福祉タクシーにちょっとプラスした程度のサービスをしてるもんだとぼんやり思っていたけど、資格を持ってきっちり訓練をしている専門職がこんな付き添いも手厚くサポートしていのだと初めて知った。地域間でも連携できるくらいに組織されているものなのね。

お金はかかるけど、高度なサービスだから当然かな。おかげで飛行機の搭乗でもパニックにならず、とてもスムーズに進んだみたいで何より。(払えるなら)こう言うところはケチったらダメだなあと思う話だった。こう言う話は雑談でも知識になるねぇ。

さ、校了まであと一息。
夜明けまでは終わらせるよ。