データサルベージ失敗
IDEのアダプターは玄人志向の玄続を持っていたのだけど、SATAのは意外にも無かった。2.5インチのケースがあるので間に合ってたんだな...今回のは3.5インチがターゲットだったので、amazonから取り寄せてみた。
ターゲットは電源故障で死んだNAS(Apple Time Capsule)から取り出したものだけど、その以前にも1度電源故障で死んだ際にHDDだけは交換しないで使い続けたものだから12年も稼働していた事になる。日立Deskstar丈夫だなぁ。
2.5インチ用のSAATA/USB変換ケーブルなので当然ながら電源不足で回転しない。そこで玄続から電源を持ってきたのだけど、見事にコネクタが干渉しおる...少々無理をしてなんとか挿せた。
いざ、稼働させてみるとなんか回転がなかなか上がらず不穏な音がする。回転音が安定してしばらく待つとようやくマウントできたので中身を見るとフォルダは見えるけどなかなかファイル情報の取得が終わらない。見えたものから取り出すべくコピーをかけ始めた所で突然マウントが解除されてしまった。
その後は繋ぎ直してもヘッドのシークが失敗してるようなコリコリと連続する音を定期的に発するだけ。もう一度、USBと電源の入れ直しをしてみたところ今度は回転もしなくなった。嗚呼、御臨終。TimeCapsuleは加熱死してた感じだったし、電源だけでなくHDDもダメージ受けてたんだな。
なまじマウントできてフォルダが見えちゃったものだから、サルベージできなかったデータが何だかすごく惜しい。MacBook airのストレージが余裕なくて一時的に退避させていた共有領域のものが特にね。ロストしてもダメージは少ないけどバックアップされてないものだから、もう。未練だなあ。