六曜を表示させよう
AppleやGoogleのカレンダーに六曜を表示させられたら助かるんだけどなー、と思うことがしばしば。以前にrokuyo.infoというサービスが提供していたらしいけど既に閉鎖されてた。だったら自分で作れば良いじゃなーい、と何かが脳内で囁いたので検討してみる。
カレンダーが参照する情報は、.icsという拡張子でプレーンテキストのiCalendarというXMLみたいにちゃんとRFCで策定されたフォーマットで記述されている、くらいはわかってる。そいつを吐き出すPHPをこさえてtext/calendarのMIMEで送り出すだけ、という認識。
肝心の六曜は正直どう決めているのか知らなかったけど、どうやら計算で出せるみたい。なるほど、2月に発表される国立天文台の数値を参照すれば良いのだな。しかしこれだと毎年メンテナンスが必要なのな。忘れそうだし、永久機関みたいにできないの?(駄目思考
基準が旧暦なら、旧暦が計算できれば良いんじゃない? そう思ったらちゃんとやり方がある。でも、朔日と節気の算出に「月と太陽の位置計算をする」とかさらりと書いてくれて、算数から駄目な人間としてはハードルが上がる。「海上保安庁水路部の開発した略算式」とやらを探すとここにある「コンピュータによる天体の位置計算式」が該当のようだ。素晴らしい! ありがとう海保!! かーっ、涙が出る。
この式を理解すれば計算が...頑張って理解したい衝動もあるけど、算数からやり直さないと駄目なのでね。時間がないから結果として他所で提供しているものに辿り着いた。禅文化研究所という名前は堅いけど、なんかソフトウェアは楽しそうだなあ。擔雪ってなんかかっこいい、あれかな、沙羅みたいな寺院用アプリかな。
擔雪ってどういう意味だろう。黄臨ネットには擔雪填河と擔雪填井という言葉があり、他にも擔雪塡古井というのもあるようで。いずれも無功徳行あるいは無所得行という見返りを求めない慈悲の境地みたいなものに辿り着く。なんだろ、深堀し過ぎかな、雪だけに。