Aruyo

Dreamcastを分解しよう

よーし、動かない奴は廃棄だ!

買ったのは千葉ヨドバシかあ。1月だし、たぶん嫁が「私もPSOやりたい」って言い出して2人で交代でやるのには無理があるなあと思って追加で買った奴だと思う。

しまい込んでいるうちに本体がすっかり変色してる。ティッシュボックスケースにするとか、なんか使い道ないかな? と思ったけど、あまり良い見栄えではないからやめておこう。磨くのも正直なところ面倒だし。

電源周りはわりと簡素。別日に分解したPanasonic Qに比べるとコストをかけてないのがわかり、当時の事情が見えてくるのが面白い。

モデム部はしっかりシールドされていたりとか。まあノイズ対策が必要な部分だしね。のっかってるチップはよくわかんない。

TOSHIBA TC9450AF、GD-ROMの信号処理とモーター制御用みたい。ヤマハとの共同開発だからYAMAHAの名を冠したチップが使われているのだと思ったけど。

SEGA 313-5640とSEGA 315-6300、カスタムチップだろうけどさっぱりである。たぶん、6300のほうはサウンドチップだと思う。

SEGA 315-6267、グラフィックエンジン PowerVR2 の心臓部。

HITACHI SH-4、メインCPU。SHと言えば持っていたWindows CE機がSH-3を搭載した日立のPersonaだったから親子みたいなもんだったね。

マザーボードには「SEGA 171-7965E-X3」と「KATANA MAIN V1」の文字、そういや改良ハードのほうがGD-ROMが安定しているとか色々と言われてたっけ。V2とか書かれているんだろうか。

故障率が高くて苦しんだGD-ROM、この個体も3回以上は佐倉のセンターへ修理に出していた気がする。もう少しモーターが丈夫だったらねぇ、惜しいな。

モーターもそうだけど、上記チップも中国の部品販売サイトでは千個以上のストックがてでいるし、中東あたりでは基盤から剥がした再生品が売られていたりする(ミサイルでも作るのかな?)。知識さえあれば手入れして維持はできるんだな、きっと。