Aruyo

Panasonic Q を分解しよう(2)

前回は上部を捌いたので正面へ。

とか言いつつ、底面の端子カバーを外してみる。配置はゲームキューブのそれと同じなのかな、サイズ的には大きいけど配置は互換性がないとゲームボーイプレイヤーとか困りそうだものね。というかゲーム部の基盤は任天堂から供給品で共通だろうし。

取り残されていたディスクを救出した時は正面のトレイ口を無理やり引っ張り出したのでトレイ正面が破損しちゃったのだけど、こうして分解していくとなんか他の方法もあったんじゃないかとか思ったり。元に組み立て直す自信がなかったのだけどね。

見つけたのは、ドライブの奥側からみるとトレイのレールが出っ張ってるのを発見。ここを押したらもう少し丁寧にいけたんじゃないの...今更気づいてもアレだけど。でも、実はドライブをまるごと摘出しないとダメだったというのが後で判ったけど。

はい、なんとか正面パネルを引っ剥がし。隅にあるプラスチック破片は破損したトレイのもので、今日まで内部に残ってカラカラと音を立てていたもの。けっこう細かく粉砕した感じで中に残っていて、こうして分解するとしぶとくででくる。

本体側を見ると、上からドライブ、中核分基盤、メモリーカードスロットがある。ゲーム部のマザーボードはスロットの下にシールドされて隠れている。とにかく金属の補強部材が多くて何重にも固定されているので、パッと全体を見渡せそうにない。

正面パネルを裏側から。正面ボタンのスチッチが配された基盤を押さえ込む形で、メモリスロットの下部バンパーと上部りコントローラー差し込み口ほ支えるステーがそれぞれ独立した金属板で、重なるように左右で留められている。正面ボタンを押したりコントローラーを挿す時の力加減が多少荒くても簡単には歪まなそう。

基盤部をみると、コントローラーの差込口のところに内蔵時計用の電池がある。なんか「こんなところに!?」と正直思わなくもないけど、GAMECUBEからしてきっとこうなのかもしれない。ちなみにクリップは押さえ込みではなく接着だったので交換は苦労しそう。

正面はこんな感じで終了。
次はドライブかな。