Aruyo

デザイナー不要

犬が見当たらないと電話が来たので急いで向かったら、家に入れたのを忘れて庭に見に行ったという。母よ...そろそろですか? いやいや、まだでしょう。できればボケないままピンピンコロリでお願い申し上げ候。

冗談はさておき、80代に突入した二人をどう面倒みていくのか。そろそろ真剣に考えないと待ったなしなんだよなあ。自分のことで精一杯でとてもとても...とは言ってられない。


ところで、明日に締め切りが迫る案件があるのだけど、なかなか手が伸びない。色々と漠然としているのもあるけど、どうも「コレ」という姿があってそれを再現して欲しいだけみたい。意思なき糧となれ的な要求にメンタル遮断中。

こうした「想い」が強くて脳内イメージははっきりとあるのに伝えてこない(言葉にできない)顧客はやっかいだ。提案しろと言ってくるのに自分の答えに合ってないとことごとく却下される。すぐ電話するタイプに多いかな。

しまいには「パソコンもってきてください。横で画面を見ながら一緒に考えましょう、そのほうが早いでしょう?」と言ってくるけど、線をここに置いてとか色を変えてみてとか逐一指示が出る、単にオペレーターになって欲しいだけ。

依頼はデザイン作業だけど、実際に求められているのは木偶による代行だ。それなら操作できる学生で十分だし安い。だから、そういう要求だけは全力で避ける方向にしてきた。でも、そろそろ限界かもな。