Aruyo

上達の肝は目が良くなれと云う事

お仕事中、通りすがりの車から声をかけられたけど誰だか理解するまでちょっと時間がかかった。あー、怪訝な顔を向けてしまったわ。今度会った時に何か言われるかなあ...まあコロナで例会もまた休止だし良いか。

昔から人を認識したり理解するのが苦手。
ほとんどもう相貌失認みたいな感じ。
軽度で入ってるとは思うのだけど。

原因はだいたい分かっていて、それは目が悪いから。私が思うに目の良さというのは正しく受像する視力だけじゃない。目に入ってきた情報を的確に理解し判断し処理できる脳力。視点を定めてブレない眼力...これは視線を逸らさない胆力みたいなものとも言えるかも。これらの三つが揃って目が良いと言えるんだと思う。

スポーツ選手は上手い人は基本目が良い。目標とする動きだったり相手や周囲の動きだったり、そういうのを正確に捉えて脳内に描く。その情報を基に自分の体を動かす...これは鍛錬されてなきゃだけど。インプットとなる目がいい人ほどスポーツが上手だ。

実は画家(絵師)や工芸だったりが上手な人もそうだ。良い目で対象物を目で捉え脳内でアレンジして手で再現させる鍛錬で(現実では無理のあるポーズでもデフォルメして)躍動感だったり情景だったりと絵に描いたり、手で紡いでいく。

上手い人は目がいい。
繰り返すけどほんとこれ。

視力だけが良くて他がダメな私は色々と拗らせすぎた。さて、今日はうまく挨拶を返さなかったけど今度は上手くいくかな。未だに人に対して目を合わせられないので、このままコミュ障街道をまっしぐらに死ぬまで進むであろう。
仕方がない。