うんこがないと浮上してこない
昨日のお昼を食べる間だけ間借りした先、先週は足場とかも組んでなかったけど、さっと工事を済ませたみたい。
それにしても、補修ってもう少しブロック単位でやるのかと思っていたけど、こうやってピンポイントで部品だけ入れ替えるのね、面白いなあ。分解せずに組み込むの、結構な手間がかかると思うのだけど。
Twitterで見かけたこれ。
ものづくり pic.twitter.com/9TZBQXE8pJ
— つとむニキ/TsutomuNiki (@foresttail924) January 4, 2022
クリエイティブ全般に言えることだよね。仕事の納品物とかでもそう。きっと、海をアイデアではなく基礎研究に置き換えても同じだ。なかなか成果の出ない、なんの役に立つの?なんて言われている研究にもうんこみたいな部分が大切だったりする。(もちろん、「みたいな」ではなく本当にうんこなのもあるにはある)
非公開のうんこみたいな作業は結局うんこの類でしかないので、売り物にはならないけど価格にはこのコストが乗る。その点の理解が21世紀になってもなかなか来ないのはどうしてだろうか。(一去年値切られた恨み込め)
本来なら、うんこみたいな作業をとりまく妄想止まりアイデアがないと成果は浮上できないのだからコストとして価格に含めたいのだけど、存外こういった部分は終業時間外などが費やされるので計上されないのが口惜しい。
IT系サービスもサブカルもテクノロジーも、クリエイティブに関わるあれこれが先行き怪しいのは、モノ作り日本と豪語していた時代に犠牲を美徳としてこの部分を対価にしなかったツケが矛盾として残っているためだ、という気がしている。
Save the Titanic.
軌道修正はお早めに。