DELETEキー不要論

DELETEキーの使用率って実際どんなものなんだろうか。私はbackspaceと使い分けているけど、教え先の方々はbackspaceに合わせてわざわざカーソルを対象の後ろにマウスで頑張って狙って移動させている人が殆ど。

「ここを消しちゃいましょう」と言う時に、今のカーソルの位置から「この場合はDELETEですね」といった感じでbackspaceを言い分けてみてもやっぱりマウスで右側にカーソルを持って行ってbackspaceしちゃう。

カーソルを3文字程度右へ動かす時もマウスを握るのもどうにかしたい。文字間隔が狭かったりと狙い難い場所で何度でもクリックする、カーソルキーを使ったほうが早いよと言ってる最中にマウスを掴む、など悩ましい。

教えている間、DELETEすればその場で済む事をマウスでカーソルを持っていってまでbackspaceする無駄を何度も眺めているうちに、横で歯軋りしそうになってるのだ。

まあ、なんでもマウスで動かすキーボード効率の矯正は地道にやるとしてもDELETEキーはBACKSPACEとの区別がしづらいみたい。無意識で使い分けるレベルにはなかなか持って行けそうに無いので無理はすまいと思う。

思えば、かつての初期のMacintoshはBackspaceキーしかなかった。マウスがシングルボタンなのが不便だと言うのと同じくらい、DELETEキーが無いのをチープだとバカにする人がいて、Macはディスられていた。

今、ノートPCなどはDELETEキーが小さくFキーの並びに押しやられているのを見ると、初心者のためにもDELETEキーを無くしても良い頃かもとか思っちゃう。INSキーみたいにFnキーの組み合わせにしちゃうとかね。

古のMacintoshが正しかった事を証明するのじゃ!