Aruyo

カメラとフィルム

昨日は、御中元の梱包仕事がまだ残っているはずなので手伝いにいくか! と思っていたけど、急に呼び出され「書」の撮影をすることに。ロゴとして使う事になるのでトレースが必要なのだ。

暑い中、狭い空間に書を立て掛ける。あー、だいぶやられてますな、一部が破損してしまっている。生きている部分だけでも残しておかねば...そんな思いで撮る。

しかし、大きさが一畳近いサイズだし、筆文字の細かいディテールまで出すには飛沫も全部拾いたい。そんなわけでいくつにも細かく分割して撮る。広角だと周囲が歪んで繋ぎが甘くなるので望遠で。

ボタボタと汗が落ち、床が汗でえらいことになる。土足OKの場所でよかった。治ったばかりに腰には厳しい中腰で、じわじわとインベーダーみたいに横移動で往復して焦点取りつつ36分割くらい。

頑張った!!

AF切るとピントが何故か合わないし、Nikonめんどくさ...。いや、自分のスキル不足なのは重々承知だけど、Nikonを極めたいと思えるほどカメラ好きでもないので。もうカメラを買うと言う事すら何十年もしていないからなぁ。ワクワクするようなカメラとの出会い、もう無いのだろうか。

私の最初にワクワクしたカメラはOLIMPUSのXAだ。まあ、財力なくて姉が買ったのを借りていたけど。次がCANONのQ-PIC、これは当時のPCパーツみたいに日本より安く買えると踏んで香港で探した。だいたいこのへんでワクワクはほぼ止まってしまっていたけど、なんとなくぼんやりと一眼は触れておきたいなぁ、といった感じで特に機種にこだわりも無く、カメラ屋で予算だけ伝えて選んでもらったのがMINOLTAのαだったという次第。

やっぱカメラ自体に興味薄くね?(笑

これでも学生の頃は白黒フィルムであれこれ撮ってたんだけどな、なんて考えながら機材を片付けていたら、横で倉庫の断捨離をしていた庭師さんが、こんなの出てきたけど...と古い菓子缶からとりだしたのが白黒フィルムのパックが4つ。どうせ捨てるものなので、と言うので頂いてきた。

んー、嫁のKONICA BigMiniがどっか眠ってなかったっけ? 捨ててなかったら、それで撮ってみようか。フィルムもカメラも、生きていれば良いけどな。