Aruyo

或るロッカーの死で思うこと

鮎川誠の訃報がTwitterで流れて来ていた。この人が久留米出身であると知ったのは、久留米に戻ってローカルFMで聴いてからなので、実はここ10年未満。それまで存在というか曲すら知らなかった。 YMOとも縁が深いようなのでこの人のギターは聞いているのだろうけど。

ま、音楽に疎いから仕方無い。

今回の訃報で千葉での高校の友人などが思い出として語っていたりして、ええーそうだったんかぁ、なんて。スネークマンショーは「増殖」だったかに収録されたYMO主体のしか聴いたことがなくてな。姉が買ったアルバム、アフター・サーヴィスをカセットに落としたやつについでに入っていたので、てっきりアルバムの収録かと思っていたくらい。

久留米ではあまり話題にする人がいなくて。TwitterやFacebookで一部の人がさらっと追悼の意と「残念」みたいな言葉を添える程度。市の広報的な「くるっぱ」のTwitterにしてもLikeもReTweetも少ないし、市として何か特集的なものとかアクションも無い。

さすが、文化や歴史の扱いが産業以下というか、石橋正二郎しか持ち上げないだけの事はある。田中久重ですらモニュメントと銅像くらいで記念館もないし生家も石碑ひとつだけ。ただ、きっとフミヤと松田聖子だけは別。市民もこの二人だけは何かあったら数日は大騒ぎしそうだし、それこそ亡くなったら市独自の褒章とか市葬が行われそう。

市で献花台くらい作れば良いのに。
なんだかモヤモヤするね。