Aruyo

第一回 出力指導

雨。予報どおりに未明から雨音がしていた。五時近くになって嘔吐しそうな音を立てていたので様子見、しばらくして吐瀉していたので後片付け。しばし待ち、いつもより少し遅めの六時近くになって給餌する。

ちゃんと顧客管理しようぜと推した顧客(ややこしいな)に、月例の案内書と宛名シールのための対象抽出と出力の指導へ。以前は違法コピーしたアプリで運用していたしOfficeのサブスクリプションすら嫌って永続できない永続版を求めるので、CRMソリューションの導入は無理としてGoogle docsで表計算ベースの簡易的なものを組んで試験的にデータを移し替えたのが完了し、引き渡し的な。

いざ、運用してもらうと思うと色々と指導が必要で、現地のPCで文字コードの変換など手数の必要性を理解してもらえるまでは頑張らないといけないかもな。

スプレッドシートベースにしようと決定した時も、それ以前にも何度か「(自分の今までの業務のやり方に合わせたやり方で)スパッと一発で出来ないの?」 と訊かれているけど、その都度「お金をかけないなら安い鍋一つとナイフ一本でフルコース料理を作るつもりで使い手側に技術と手順の工夫が必要です、汎用の調理器具を揃える(業務構築用クラウドのソリューション)なら技術は不要でも手順は器具にに合わせてください(あと月額は惜しむな)、今までの自分のやり方に完璧に合わせたいならフルオーダメイドになるので最低でも車数台分出してください」と説明している。

毎回納得できない顔をしていたけど「コンピュータなんだからちゃっとしたらパッとできるでしょ」的な幻想はそろそろ捨てて頂かないとね、ほんと。