Aruyo

食事も鍛錬

台風が近づいているのか風が強くなってきた。低気圧で低調なのは数日前からで思考力もノロノロ。そんなわけで酒をかっくらってのほほんとしている。休肝日を設けたいのになかなかできないなあ、意志弱いのは気圧のせいにしておこう。

風のおかげか日中の温度が少し低くなって庭の寒暖計は15時頃で39度と昨日より低い。いや十分に殺人的な暑さではあるけども、麻痺しちゃってるな。

日常のあれこれで反応が衰えているなあと感じたり。やはり加齢なのかな。まだ、暫く意識して向き合ったり取り組んだりするだけで取り戻せるけども、昔と違って一定の高みで向き合うためには集中を要するようになった。読書だったり視聴だったり運動だったり創作だったり食事だったり。

気を抜きがちな人間だと普段から意識していないと維持できないものかな。維持できるというのもリッチな部類になったものでコストを要する。金銭だけの話ではなく精神だったり周りがそれに合わせてくれるという環境だったり。一番ハードルの低そうな食事だって、食材から下拵えもしっかりやって昔ながらに手間暇をかけて調理をするという丁寧な暮らしがリッチな部類になった世の中だ。

そんな事を思いつつ、出来合いの皿うどん(賞味期限切れ)でサッと時短メシ。タイムイズマネーなのよー。

わりと良いお値段のやつだし惣菜弁当コーナーで買ってきたものよりは手間がかかる。はて、この食事はリッチなのかどうなのか。そんな禅問答みたいな事が頭の中をぐるぐると巡ってしまって味に集中できていない。「ちゃんと食べる」というのも普段からしておかないと維持できない鍛錬なのだなぁ、としみじみ。