佐賀大学の入学料改定案内
積読を少し整理。遺品から頂いた本がかなり積み上がっていたので、本当に読むかどうかの選別からすることにしてみた。50年くらい経つ古い本も多く混じっているので読める状態かを確認しつつ捲っていたらとある一冊に佐賀大学の学費通知が挟まっていた。
当時はコピー機もそんなに普及していなかったはずだしワープロも無かった時代だから活版印刷か。字のズレやインクが乗りすぎたところの潰れがたまらんのう。ガリ版(謄写版)じゃないあたりはさすが大学と言うべきか。これより少し後だけど小学校は青焼(ジアゾ式複写)だったな。
現在の国立大学だと標準入学金が28万2千円とのことなので随分とお安い時代だったのだな。当時の平均所得はどれくらいだっのだろう。検索すると初任給が「高卒の男性が81,900円、女性が78,400円。大卒だと男性で101,000円、女性が95,300円」とある。そんでもって厚生労働省の賃金構造基本統計調査からサラリーマン(従業員10人以上の企業や役所の一般=フルタイム労働者)年収の年次推移だと2,432,700円とな。年収は現代の半分だけど入学金は五分の一くらいか。
当時が安いのか今が高いのか、さてはて。