農地転換に移ろいをみる
よく通るルート、毎年お米を作られていた田圃に「貸地」の看板が立っていた。宅地にならなかったけど今年は水が入らなかったら生き物がぐっと減りそうね。実家の近所もなんか準備されている気配が無いしなあ、他の何箇所かは宅地になっちゃったし。人口減なのに宅地が増える不思議と老健施設が増える納得。
さすが連休明け、車というかトラックが多い。
昨日みたいに覆面さんいらっしゃるかもなので安全運転で進む。
町の移ろいの中で人はどう感じるのだろう。何十年と住んで周辺に昔からの知り合いがあちこちに居る場合だとだいぶ違のだろう、転勤族で空白期間があるとはいえ、母は生まれた80年前からの記憶があるし近所には知り合いがずっと住んでいたりするので、色々と思うところはあるようで。
私は短い間しか住んでいないし当時の同窓生とは微塵も繋がり無しで「ほぼ」新天地。そこらに住んでいた人たちとの交流は僅かだし新しく建った家屋に他所から人が来ても関わらないしで、希薄な関係でいるのはなんだか面白い。それもまたあと何十年が住んでたら母のように思うのかもしれないなあ。
そんなに長生きできるとは思えないけど。
それはさておき、農地が潰れていくのは何故かちょっと悲しい。原風景とかそういうノスタルジーの類で無いのはわかる。生物多様性とか環境問題とかかもしれないし、担い手不足とか自給率などの社会問題かもしれない。でもどれも少し違うような合っているような。なかなか解が見えてこないな。