Aruyo

クワガタ捕獲

先週は立派なゴマダラカミキリがドアのところにいたらしく気がつかずドアを閉めてしまい、挟まってキュウキュウ鳴いていたところを慌てて解放してあげた。見た感じでは損傷箇所は無いようだったけど歩き方は少し変だった。あの子は無事に生き延びただろうか、飛べなくなっていたら蟻だの鳥だのに捕まってしまっている可能性が高いかなあ。可哀想な事をしてしまった気分。

それにしても、野生に溢れる職場である。アライグマは捕獲されるしイタチかハクビシンあたりが潜んでいた形跡もあったりした。補修して進入路も塞いだけどまだ完璧ではなかろうなあ。ムカデもたまに出るしアシダカグモにいたっては毎日のように。そしてカメムシはわんさか出てくる。裏手の学校にも出ているのかなあ。ちょっと聞いてみたい。

そして本日は立派なクワガタ。直に捕まえるのは子供の頃から無かったような気もする。印旛の山に囲まれた高校の頃でも遭遇しなかったと思うしなあ。掴むのに一瞬躊躇いがあったのはおじさんになった証拠とでも思っておこう。しばらく手の上で観察してから裏手の森に投げてきた。来年に命を繋いで是非とも繁殖の道が途絶えませんように。

そういや久留米市には家畜の排せつ物を利用した昆虫飼育事業の特例とやらで法に基づいた管理施設外でも昆虫飼育ができる「カブトムシ特区」なるものが認定されていたけど、検索しても近頃のトピックが無い。一方で大木町の「有機廃棄物をカブトムシのエサとして使えるように特殊加工」でゴミのリサイクルならぬゴミの分解利用というのが注目を集めていてなんだか凄い。​​

野生のクワガタも負けないで欲しいね。