ニッポンジンもっとコメ食っておけば良かったのに
そもそもの減反政策はコメ離れが深刻だったからなのを知らない人が多すぎる。報道でも減反政策が今でも政府主導で行われているとコメンテーターが言っていたりする。それに(日本の主体である)老人が憤慨している。なんだろう、コレ。
先ずはニッポンジンはもっとコメ食えキャンペーンが優先(江戸時代みたいに一日五合食えとまではいかなくても)で、そのための備蓄米の放出でいったん落ち着かせるところかなあ。最初に入札と聞いた時は「そりゃ最高値しかつかん」と私でもわかるレベルだった。
豊作すぎても政府の買い上げて値崩れを防ぐなり価格の安定化では今後の検討で良い気がする。減反始めた頃と違って今のコメそのものの品質と保存技術はかなり進化しているし(それゆえに海外米にくらべてべらぼうにコスト高いけど)。
今回は普段それほど米を食べてない人まで「コメやばいかも」報道の煽りで「やばい買っとかないと!!」と買い置きに走ったのも悪影響という面もある気がするのよね、「売れないので製造やめます」「閉店します」で急に売れたり残念コメントがいっぱいついちゃう現象みたいな。バラエティ報道で問題に憤慨して政府叩きしているコメンテーターにも「お前は本当にそんなにコメ主体でいっぱい食ってるのか?」と聞きたい。
ひとりで一日三合以上食っとるわ!!なら許す。
今は報道も備蓄米と表現しているけどそろそろ「古米」「古々米」と「古」を強調して連呼する頃合いだと思う。「古々米なんて味が」と刷り込まれている(テレビを支える)昭和人には効果覿面な言葉だしね。平成の米騒動の時に海外から輸入した長粒米(インディカ米)にあった炊き方をしないで「味が悪い」とかいう人も騒動に加担してる気がする。ジャポニカ米以外はコメとみなさない人達、温帯ジャポニカと熱帯ジャポニカでも違いがあるのも知らなそうで凄い視野の狭い話だ。テンディカ米とも違うアフリカ米や栽培種以外のコメを見たら卒倒するんじゃないだろうか。
今日のえらい「」(なし)
明日の頑張る「」(なし)