Aruyo

個人サイトの寿命

一般人「個人サイトなんて古いんだよ!消えろ!」
個人サイト「ほいよw」スゥゥゥ(消滅)
一般人「パーツ流用できるのってどの車種だっけ…」カタカタ
Google「ヒットしません(0件)」
一般人「えぁっ!?(動悸)」
一般人「そんなぁ…」
これが今起こっている現実 pic.twitter.com/NpUUhwzgrq

— やまし (@yamashi_seven) July 11, 2025

ただ毎日の駄文を駄弁るだけの便所の落書きみたいな私のこのblogも個人サイトと言って良いのかわからないけど、まあ全てはいずれは消える運命だからね。むしろ消えて惜しまれるような情報は同志が手をかけておくべきでもある。WayBack Machineも万能ではないし限界もあるからね。

私の以前のメインblogも今は使っていないドメイン名にて2002年から2011年まで3,834回の取り込みで1,780ページ247画像も収録されてしまっている。2024年からはドメインを取得した新たな持ち主のサイトが取り込まれているけれども。私としてはもう消して欲しいのだけど、依頼は二度も却下されてしまった。正直なところ迷惑でしかない。

すべては残さなくても良いのだよ。自分が死ぬ前に10年分くらい課金して後は野となれ山となれだ。仮に何か他には無い貴重な資料や知見を記していたとしても、見つけた人がその場でその人なりの記述で再解釈を別に残せば良いのだ。その伝播が続いて伝承になればすごい事だろう。しかし、人の目に触れる前に消えたらそれまでだったと言うだけの事だ。淘汰と新発見という名の再発見が後の祭りなのだと思うのだ。

残す努力は自由だけど自然に任せたい。図書館や美術館や博物館が大切に残すのは、人の知による「キュレーション」を介して引き継いだ「積」だから。司書やキュレーターが不要と判断したら廃棄をする。だから、ただ網羅するだけのWayBack Machineはちょっと違うと思うのよね。容量が限界を迎えないように10年経ったら消してくれよな、ほんまに。