実家の地層
母が入院する際に必要なものを急いで探して散らかった部屋を少し片付けておこうと着手。しかし、一見してちょっと物が多い程度の雑然とした部屋なのに、収納や床下に広がっていたのは「整理整頓」などという言葉が届かない、ナウシカの「腐海」のような状態だった。
掘れば掘るほど、理解しがたい物が現れる。未使用や使用済みがごちゃ混ぜになった蛍光灯や電球、謎の健康食品なレトルト粥と寒天が大量に入った箱、毛玉とり器など重複する小型家電が何組か、無いと騒いでいた爪切りが何個も、存在すら知らなかったACアダプタのない新品同様のハンディ掃除機、箱テイッシュやトイレットペーパーの備蓄、以前に大量に捨てたと思った手紙や伝票類がまだ数年分、袋から異臭が漏れる使用済み尿漏れパッド、脱ぎ捨てた靴下が大量に、そしてカビに覆われた山芋や正体不明の「元・食品」たち。「なんなのだ、これは」と天を仰ぐ。
極めつけは、何ヶ月も放置されていたであろう出窓の無施錠。以前に戸締りは大丈夫かと何度も聞いて「問題ない」と答えていたけど...鍵の前の置物や周囲の状態...蜘蛛の糸や埃などどうみてもその状態は半年か一年は手で触った痕跡が無いのよ。
まあ母がこれほどまでに綻びだらけの日常の中にいたのだと思うと、自分が認識しているより認知能力が酷いのかもしれない。なんともやりきれないわ。今日はもうこれで寝るとしよう。

今日の頑張った「腐海に挑んだ」
明日の頑張ろう「保険証券捜索」